マルチメータ
SDMシリーズの5½桁と6½桁マルチメータは、高分解能と高コストパフォーマンスという特徴を兼ね備え、連続サンプリング、レコーダ、デジタイザモードを統合しており、様々なテストニーズに対応します。搭載された16チャンネルマルチファンクションスキャンカードは、複数のテストポイントやデバイスで同時に複数の回路パラメータを測定でき、上位PCを通じてデバイスとスキャンカードの制御が可能で、精密かつ効率的な測定を保証します。
効率的に分析できるデジタルマルチメータ
SIGLENT Technologies SDMシリーズのデジタルマルチメータは、高精度かつ高速で、多機能を統合した電子エンジニアに不可欠な測定ツールです。本シリーズの製品は、5½桁と6½桁の2つの精度オプションを提供しており、最大読み取り速度50k rdgs/s、最小サンプリング間隔わずか20 μsで、信号変化を高速でキャプチャします。熱電対の冷接点補償機能を内蔵し、数値表示、ヒストグラム、トレンドグラフなど多様なデータ可視化機能に対応しており、測定結果を直感的に把握できます。SDMシリーズは大容量ストレージを備えています。USB Device、USB Host、LANなどの標準インターフェースと、オプションのUSB-GPIBインターフェースに対応しており、データのエクスポートとリモート制御が容易です。最新の主流マルチメータコマンドセットと互換性があり、標準SCPIリモート制御コマンドと上位PCソフトウェアを組み合わせて、効率的な自動化テストを実現します。
プロフェッショナルな機能、常に革新
高速および高精度な測定
最高50,000読み取り/秒、最小サンプリング間隔20 μs、最大一回で2 Mポイントまで収集可能で、読み取りタイムスタンプ機能もサポートしています。サンプリング間隔を最大100 PLCから最小0.001 PLCまで細かく設定できるため、高速データ収集と微小変化の監視において優れた性能を発揮し、精密測定が必要なさまざまな応用シーンに適しています。
3種類のサンプリングモード
連続サンプリングモード：マルチメータが一定のレートで連続的にサンプリングと測定を行います。ユーザーはリアルタイムで変化を監視できます。
レコーダモード：最大100時間のデータを記録できます。長時間の読み取り記録が必要なアプリケーションに適しています。
デジタイザモード：低周波高精度サンプリング領域でのデジタイザの性能は、オシロスコープやスペクトラムアナライザより優れています。高精度デジタルサンプリング、オーディオ信号のデジタル化などのアプリケーションに最適です。
リモート制御およびプログラミング
標準通信インターフェースとしてUSB Host、USB Device、LANを内蔵し、USB-GPIBモジュールをオプションで選択可能です。標準SCPIリモート制御コマンド、上位PCソフトウェアをサポートし、最新の主流マルチメータコマンドセットとの互換性があります。内蔵のWeb Serverにより、Webページからマルチメータを直接リモート制御し、リモートプログラミングと通信のニーズに応えます。
多機能スキャンカード
搭載された多機能スキャンカード（SC1016）により、マルチメータの機能を拡張し、様々な回路パラメータを迅速かつ正確に測定できます。SC1016は16チャンネルの測定インターフェース（12マルチファンクションチャネル + 4電流チャネル）を備えているため、複数のテストポイントやデバイスで同時に複数の回路パラメータを測定でき、上位PCを通じてデバイスとスキャンカードの制御が可能です。
お客様の機器を構成する
オプション
標準
ソフトウェアとオプション
ソフトウェアとオプション
EasyDMM
上位PCソフトウェア
SIGLENT Technologiesのソフトウェアは、プロフェッショナル性と効率性を兼ね備えています。
SigScopeLabは、Windowsプラットフォーム向けのタイムドメインシグナル解析ツールです。
SigIQProは、柔軟にカスタマイズ可能な信号生成を提供します。
SigVSAは、プロフェッショナルなベクトル信号解析アプリケーションソフトウェアです。
さらに、多様な上位PCソフトウェアで、あらゆる測定ニーズを満たします。
使用方法とガイド
